USAGI COLOR なブログ

最後の育休を楽しむうさぎ31歳のブログ

完全ミルクも夜中も楽々!自動調乳器について調べてみた

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先日のアメリトイザらスの経営破たんのニュースを受けて、アメリカ版トイザらスオンラインストアをダラダラと見ているとスゴイものを見つけてしまいました。 

 

アメリカ版オンラインストアだと、日本で発売されていない育児グッズや日本にないデザインのおもちゃが見れるので結構面白いのです。もうすぐ閉鎖するみたいですが…

 

そのスゴイものというのが、

ベビーブレッザ社のフォーミュラ プロ ワンステップミルクメーカーというものです。

 

これは、ボタンを押すだけで赤ちゃん用ミルクを適温に作ってくれる自動調乳器です。

 

 

価格はベビーブレッザ社のサイトによると、2018年3月30日現在179.99ドルです。

見た目はコーヒーメーカーのようです。

 

 日本には調乳ポットと呼ばれる、ミルク作りに適したお湯を作るまでの育児グッズはありますが、自動調乳器は赤ちゃんが飲める温度のミルクまで作ってくれるからすごいですよね。

 

twitterで使用されている方を見付けることができました。

以下は、 ZZ🦄10month🦄 (@monicationto) さんの投稿です。

 

 

 

この記事では、日本にまだない自動調乳器について個人的に調べた事をまとめてみました。

 

 

ミルク育児がどんなものか

ここで自動で調乳することのすごさがピンとこない方へ、日本で現在販売されている育児用ミルクの作り方を説明します。

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この写真は出来上がり量100ml分の粉ミルクが個包装されている、和光堂レーベンスミルクはいはいの外出用に便利なスティックタイプの粉ミルクの場合の作り方です。

 

和光堂のはいはいについてはこちらにまとめています。

 

usagicolor.hatenablog.com

 

普通は缶の中ににたっぷり入っている粉ミルクを計量スプーンで、「240ml作るにはえっと1杯で20mlだから…1,2,3,4…」ときっちり計って哺乳瓶に入れます。

 

だいたい赤ちゃんは泣いて空腹を知らせるので、夜中だろうが関係なく赤ちゃんがギャン泣きのなかで急いでミルクを作らなくてはいけないのです。

 

しかも哺乳瓶は使用する前に煮沸したりつけ置きしたりして、消毒しておかなければいけません。

 

こんなにミルク作りは手間がかかるのに、作り置きや飲み残しを飲ませるのもダメです。

 

完全ミルク育児の場合はそれを毎日3時間おきに1歳頃までって考えると、写真の1~6までの工程を自動でやってくれるなんて私には頭が上がりません。

 

使用方法 

 

フォーミュラ プロ ワンステップミルクメーカーの使い方を簡単に説明します。

あらかじめタンクに水、機械の上部の丸いケースに粉ミルクを入れておき準備完了です。

ドリンクバーのように消毒済の哺乳瓶を置いて、ボタンを押すだけで気泡もダマもない適温のミルクができるのだそうです。

 

 一回に作れる量は60cc~300ccの間で、30cc毎に調節して作ることができます。

 

ボタンを押して60ccなら14秒、300ccなら30秒でミルクができるようです。

 

夜中もそうですが、赤ちゃんを泣かせながらのミルク作りって何十回、何百回と経験しても焦ってしまって嫌なので、これなら気持ちに余裕が持てそうです。 

 

デザインがシンプルでキッチンに置いても、日本のいかにも育児用品て感じがしないのがいいですよね。

 

出来上がったミルクが触れる注ぎ口はもちろん、他にも細かくパーツを取り外して水で洗浄することもできるようです。

 

 

デメリット

ミルクの量について

フォーミュラ プロ ワンステップミルクメーカーの作れるミルク量の最小値が60ccなので、出産後まもなくて母乳に30~50ccミルクを足しているような時期だと、ミルク量の微調整がでないのでまだ出番には早いかもしれません。

 

新生児の頃はどれくらいミルクが飲めたか、体重が増えているかと特に気になる時期です。

 

そんなの赤ちゃんが飲める分だけ飲めればいいよと気にならない方や、最初から完全ミルク育児で一度に60cc以上飲ませてしまうという方にはいいかもしれません。

 

赤ちゃんがどれくらいミルクを飲むものか想像つきにくい方は、この写真を参考にしてみてください。

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調乳温度について 

タンク内のお湯は日本の調乳ポットのように70℃ではなく、36℃で保温されるようです。

 

日本の粉ミルク缶には一度沸騰し冷ました70℃以上のお湯で調乳するように記載されているため、この部分が心配でもあります。

 

しかし、タンクに入れる水は沸かし冷ましを入れるようにして、半日に1度くらいで交換すれば良いのではと私は個人的に思います。

 

私は3人目のミルク育児なので細かい事は気にならなくなってきています。

 

購入方法

2018年3月現在、グーグル検索で見つけたフォーミュラ プロ ワンステップミルクメーカーを販売しているオンラインストアは、アメリトイザらス社、ベビーブレッザ社、Amazon社の3つです。

 

しかし、アメリトイザらス社はサイト閉鎖予定のため在庫なし。

ベビーブレッザ社は日本への発送が可能か不明。

 

したがって、現在はamazonで買うしかなさそうです。

 

 アメリトイザらスの社オンラインストアでは、購入はできないものの900件近くのレビューが載ってました。

多くが満点の5つ星をつけていましたが、中にはあまり良くないレビューもありました。

私は英語のリーディングに自信がないですが、日本語訳できそうなものをいくつか引用してみました。

 

 

5つ星「ベストな商品」 ボストンの人

特に生後3カ月はこの商品が必要不可欠!夜中の寝ぼけた状態では助かったわ! 

 

5つ星「かつてない商品」 ウィスコンシン州ベロイトの人

これは生活必需品だわ!1人目の子供の時は持っていなかったけど、義母が可愛い2番目の子のために買ってくれたの。感謝してるわ! 

 

このようにベタ褒めしているレビューが多いように感じました。

 

逆に星の少ないものですと、

 

星1つ「2人育児も余裕」 テキサス州サンアントニオ の人

まだ買ってから1ヶ月しか経ってないのに粉がちゃんと出なくなって水が無駄になったの。新たに2つ目を買って今は毎日ちゃんと動いてくれているわ。

 

 

星3つ「ちゃんと混ざらないしダマが残る」 コロラド州デンバーの人

粉ミルクと水がちゃんと混ざらない。いつもボトルを振らなきゃだから泡だらけになるわ。本当にちゃんと粉ミルクが混ざる物なの? 

 引用元:https://m.toysrus.com/product?productId=22367426

 

このようにちゃんとミルクが出来ないというレビューもいくつかありました。

海外製なので当たりハズレがあるのでしょうか。

 

 

並行輸入品の使用に抵抗のある方もいると思いますが、便利な育児グッズって海外製の物が案外多いのです。

搾乳機で有名なメデラ社はスイスの会社です。

 

私は日本で今は手に入らない、搾乳機を電子レンジ消毒できるビニルバッグが欲しくて、メデラのスチームバッグの並行輸入品をamazonで購入して使っていました。

 

 

他の自動調乳器について

 

 

ミルクナニー

 

フォーミュラ プロ ワンステップミルクメーカー以外にも、他に比較できる自動調乳器はないか調べてみました。

 

すると、Wicoz社のMilk Nanny(ミルクナニー)という商品を見つけました。

 

こちらはフォーミュラ プロ ワンステップミルクメーカーより優れた機能がついていて、使用後に内部を熱湯消毒してくれるのだそうです。

 

さらに、使用している粉ミルクパッケージのバーコードを専用アプリで読み込み、自分で必要な粉と水の量を計算してミルクを作ってくれるのだそうです。

(フォーミュラ プロ ワンステップミルクメーカーの場合はあらかじめ機械の設定をして量を決めます)

 

IOTが育児分野にも進出してきているのですね。

 

ミルクナニーのメーカーWicoz社は、クラウドファンディングであるキックスターターで資金を集めて商品を販売しており、普通のオンラインストアとは仕組みが違います。

 

これはプロジェクト期間中に資金が一定額集まれば、商品が購入できるというものです。

 

残念ながら現在プロジェクト期間が終了してしまっているので、キックスターターでは購入はできないようです。

 

プロジェクト終了後は、rakunewというサイトでこの商品が30,890円(税込)で販売されていたようなのですが、現在は販売終了と表記がありました。

 

ミルクナニーについてはキュレーションサイトに紹介記事はいくつか見つけたのですが、口コミが全く見つけられないので本当に販売されていたのかは謎です。

 

こんな便利な商品が世界で開発されている事を知ってしまうと、他のメーカーにも作って欲しいと思ってしまいますよね。

 

コーヒーメーカーを出しているデロンギネスレになら作れるんじゃないでしょうか。

でも海外は液体ミルクが普及しているので需要が少ないのでしょうか…

 

ベビーネス

よくよく調べたら、なんとネスレが開発していました。

その名もベビーネスというらしいです。

 

ジョージクルーニーがCMに出ていた、ネスレのネプレッソは有名かと思います。

 

そのネスプレッソと同じように、粉ミルクの入ったカプセルを機械にセットすると適温のミルクが出てくるというものだそうです。

 

こちらもtwitterで使用されている方を見つけることができました。

以下は、み (@nikoneko99)さんの投稿です。

 

 

月齢に応じて6種類のカプセルが販売されているようです。

 

カプセルが独自のフィルターで水道水のバクテリアを取り除くので、ミネラルウォーターを用意せず水道水でミルクが作れるのだそうです。

 

これなら世の中に出回っているんじゃないかと思ったのですが、amazonでも見つけることができませんでした。

 

 

日本では育児に楽を求めることは好まれない風潮があるように感じますが、私は自動調乳器は絶対に需要があるように思います。

 

あのセブンイレブンのコーヒーマシンを開発した富士電機さんに是非お願いしたいです!

 

 

自動調乳器を買うなら

自動調乳器の存在を知ってしまい、今すぐにでもミルク作りの手間から解放されたい方は、現状フォーミュラ プロ ワンステップミルクメーカーを買うしかありません。  

 


FRP0045 Formula Pro One Step Food Maker フォーミュラプロワンステップ ミルクメーカー Baby Brezza社 White【並行輸入】

こうなったら哺乳瓶消毒も自動で何とかならない?と思う方には、同じベビーブレッザ 社に素晴らしい商品がありました! 


Baby Brezza ベビーブレッツァ  Steriliser & Dryer 【並行輸入】

 

スチーム消毒をして、乾燥までしてくれる機械があるそうです。

 

このように世界の育児グッズの存在を知ってしまうと、日本人は育児にもっと力を抜いていいんじゃないかと思ってしまいます。